2005年12月17日
トーノZEROアニメ感想トランスフォーマー ギャラクシーフォース total 4150 count

強いぞサンダークラッカー! 強くてもアホ呼ばわりされる君が素敵だ!!

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のギャラクシーフォースの感想。

サブタイトル §

第50話「終末の時、希望の光を」

あらすじ §

 マスターガルバトロンは、プラネットフォースの力で部下を巨大化させ、サイバトロンを足止めします。

 各惑星のリーダーと子供達は、マスターガルバトロンを追います。

 マスターガルバトロンは敗北しますが、プラネットフォースをグランドブラックホールに投げ込んでしまいます。

 サイバトロン達は、バラバラになったチップスクエアとプラネットフォースを信頼の気持ちで集めます。

 すると、それはプライマスに飛んでいきます。プライマスは合体した宇宙船を巨大な砲として発射し、グランドブラックホールを消滅させます。

 セイバートロン星は復活します。

 捨て駒だと知ったマスターガルバトロンの部下達は彼のもとを去ります。

 子供達は地球に戻ります。

感想 §

 個人的な今回の最大の見所は2つ。

 1つはもちろんサンダークラッカーの大活躍。この強さは爽快ですね。しかし、アホと見切られて自滅していく展開まで爽快。

 彼のようなアホは、きちんと最後までアホを貫徹できたときに、作品に無くてはならない価値ある存在に昇華すると言えます。そして、まさに彼はその境地に達したと思います。何せ、最初からマスターガルバトロン(メガトロン)の部下で、それをここまで貫徹したのは彼一人ですしね。

 彼に限らず、マスターガルバトロンの部下達は、みな個性があって面白い連中で良いと思います。

 もう1つは、最後の最後で子供達の出番があったことです。特に、コビーの指示で飛ぶギャラクシーコンボイというシーンは本当に泣かせますね。まさに地球の子供が宇宙の運命の半分を背負ったのです。しかも、ヒーローに変身したわけでも、巨大ロボットを操縦していたわけでもなく、あるがままのコビーとして貢献したのです。

 これは素晴らしく良い話ですね。人が人として感情移入できる場所がきちんと確保されています。これはとても素晴らしいことです。

今回の一言 §

 CM入りは、デストロン軍団。

 CM開けは、コンボイ軍団。

 アイキャッチ、軍団勝負で格好良いぞ!

オマケ・伝説巨神プライマス §

ギャラクシーコンボイ「子供達を連れていくだと? 許可できないぞ!」

フレイムコンボイ「まあ待て。プライマスが持っているあの巨大宇宙船。あれはどう見てもイデオンガンだろう。ということは、プライマスの力とはイデの力に間違いない。そして、イデの力を発動させるのは、純粋な子供の泣き声ではなかったか?」

ギャラクシーコンボイ「まさか。あえて子供達を危機に陥れて泣かせれば、イデの力が発動するというのか!」

フレイムコンボイ「その通りだ」

ギャラクシーコンボイ「許可できない。どうしても誰かが泣かねばならないというのなら……」

フレイムコンボイ「誰を泣かせるというのだ? クロミアか?」

(クロミア「だけど、涙が出ちゃう。女の子だもん!」)

ギャラクシーコンボイ「私が泣こう!」

一同「おいおい」